沿革
本会は、1969年6月に外務省を所管官庁とする社団法人として認可され、以後、国内、海外での国際交流促進活動を続けています。2012年4月1日には、公益法人制度改革に対応して社団法人から一般社団法人に移行し、「国際間の相互理解と友好関係の増進およびその公益使命の達成に寄与すること」を目的に、創意工夫し、より公益に資する柔軟な事業展開を図っています。
設立当初の1970年代は、日本からアメリカの大学への留学に関する情報の提供および手続の支援、一方海外の日本人卒業生には日本企業に対する就職の情報提供および斡旋活動を行いました。
1980年代には、アメリカの大学生に対し、日本的経営のセミナー、最先端工場の見学等、日本通の“オピニオン・リーダー予備軍”を育てる ディスカバージャパン・ツアーの企画、実施が特筆されます。
その成果もあってか欧米の大学からの日本人卒業生に対する日本企業の門戸が大きく開かれ、またいわゆる「帰国子女」の急激な増加等に より、本会の設立当初の目標はほぼ達成されました。
1990年になり、経済面での国際交流が活発化し、民間団体による国際間の友好の促進は切れることなく、続けることが肝要となり、持続性のある事業の必要性を考え、本会は諸外国のスポーツ団体を通じて少年、青年層を育てる人々と直接触れ合いを図りました。
2000年の「日蘭交流400周年」に際し、オランダサッカー協会を経由し「12歳以下のオランダ代表サッカーチーム」を招聘しました。 岩手県安比高原・八幡平での「国際少年サッカー・サマーキャンプ・2000」に参加させ、東北、関東地方より参加の約20チームの選手、指導者との国際交 流及び技能の向上のための支援をいたしました。
2005年、海外公的機関支援の「ジュニア大使友情使節団」(1985年より開始)海外派遣や国際研修他、人的交流、派遣・招聘、支援事業を行う事務局を新設し、現在、活発に活動しております。